今日のブログは久方ぶりのStyleでお届けします。
7月に入り、梅雨空から日差しが強く感じる陽気も日に日に増えてまいりました。防水性が乏しいアンティークウォッチ。梅雨空の6月から残暑が残る9月頃までは言うなればオフシーズン?のような時期です。
ですが、日々店頭にはバリエーション豊かな時計が続々と入荷しています。
今回のstyleでは、この時期でも楽しんで頂きやすい爽やかなブレスレットタイプの3本をご紹介いたします。
1本目は、1960年代製のIWC ヨットクラブ。
デイトが無い端正な顔立ちにより非常にドレッシーな佇まい。ケースサイズは約36mm。当時のIWCを代表する防水モデルに相応しく、分厚いケースはかなり迫力が有ります。
この時計にはやはりドレススタイルで合わせたいです。
カジュアルな1本にもかかわらずドレッシーさも感じられるこの時計。
時計の雰囲気に合わせ、タイドアップせずにインナーにはポロシャツを選びました。カジュアルなテイストの時計をドレススタイルで合わせる場合は、タイドアップせずにインナーをカジュアルダウンさせることで全体の雰囲気が合い、コーディネイトに纏まりが生まれます。
使うシーンを選ばない、こういった時計は一つ持っていると重宝します。
続いては、店頭でも頻繁に問い合わせをいただく”カルティエ”からの1本。
実はこちらの1980年代製のサントスですが、ご紹介前にSOLDとなってしまいました。ですが、近日中に同じくオールステンレスのサントスが入荷する予定です。ご期待ください。
この時計はデニム×Tシャツ等の爽やかなコーディネイトが合います。
これからの時期はアクセサリーは勿論ですが、サングラス等の「夏らしい」アイテムとのコーディネートもお勧めです。ブルーグレー調のカラーレンズのサングラスのオールステンレスのサントス。
海が似合う?(笑)爽やかな1本です。
最後は男らしいテイストが目を惹く1本から。
1970年代のオメガ “フライトマスター”のご紹介です。
スペースエイジ感溢れる迫力あるケースデザイン、ダイヤルの斬新な色使い。それだけでこの時計が特別な一本だと感じさせてくれます。まさしく「武骨」という言葉が良く合います。
今回は敢えて男らしいスタイリングでコーディネートしました。
黒×灰の組み合わせのボーダー、バスクシャツに、1950年代製のアメリカ軍M-51パンツ。男らしいスタイリングに時計が映えます。足元はサンダルなどで合わせていただくと、コーディネートにリラックスした雰囲気が出て、いい「抜け感」が生まれます。長袖にサンダルみたいな感じがちょうどいい。そんな気分なコーディネートです。
実はフライトマスターは私がアンティークウォッチを好きになったきっかけの1本です。当時、学生の自分にはこのデザインの独創性、武骨さがあまりにも新鮮に感じられました。改めて手に取ってもその良さは変わりません。お勧めです。
実は銀座店の店頭の一角に、「Style」としてディスプレイを設置しました。
今回は、1回目のコラムでも取り上げた「デニムと腕時計。」という点で提案しております。
時計は勿論ですが、ヴィンテージデニムも私物ではありますがお見せ出来ます。
デニム談義もしたい方もお待ちしております。(笑)
バリエーション豊かな時計たちを、銀座店でお手に取ってご覧ください。
これから暑い日が続きますが、店内を冷やしてお待ちしております。
銀座店 佐々木