1900年代のJ.Wベンソンのご紹介です。
英国王室御用達の老舗宝石商J.Wベンソンの懐中時計のご紹介です。
陶製文字盤にローマンインデックスという王道のクラシカルなデザインではありますが、独特な短針の形状は見慣れない方も多いかと思います。
針はブルースチールのダブルスペードハンド。
この立体感のある造形に深い青色は何とも言えない美しさではないでしょうか。
それにしても何故針がこんな形状をしてるかと言いますと・・・
デミハンターケースという、蓋を閉じていてもこの様に時間を見ることが出来るようにデザインされているからなんです。
正直なところダブルスペードでなくてもデミハンターであれば時間自体は確認出来ると思うのですが、
蓋を閉じている状態であっても時計を美しく見せたいという拘りだったのかもしれません。
裏蓋全面にはギョーシェ彫りが施されています。
先日のティファニーと同様、こちらも緻密な造形で見ごたえがあります。
機械もイギリスムーブらしい意匠。100年以上前の個体ながら中々のコンディションではないでしょうか。
サイズは懐中時計としてはかなり小振りで約36mmほど。女性のお客様でも違和感なくお使い頂けるかと思います。
手持ち無沙汰な時であればついつい手に取って遊びたくなるような、何とも可愛らしいサイズです。
当時の純正BOXも付属。
こちらも100年以上前のBOXとしては中々の状態を維持しています。
こんな感じで書斎のデスクに置いてみたら格好良いのではないでしょうか。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
お問い合わせはこちらまで。
※商品番号D5549 ¥440,000-(税込)
By T.N