1930年代のギュブランが入荷致しました。
ルクルトムーブのギュブラン銘のダブルデイトのご紹介。
レアなブラックのセクターダイヤル。外周の鮮やかな赤のポインターデイト表記に加え、12時下にはディスク式の曜日窓。機能とデザインが上手く融合された、凝縮感の有るデザインが見事な一本。全体的なコンディションも良好で、針の夜光のみ後年に入れ直されていると見受けられますが、その他は80年以上前の個体とは思えない良好なコンディションを保っています。
ムーブメントはジャガー・ルクルト製の角型手巻きムーブCal.412を搭載。こちらも80年近く前のムーブメントとしては申し分のないコンディション。
ケースサイズは約30mm。幅も厚みも文句無しのバランス。凝縮感の有る文字盤のデザインも相まってサイズ以上の迫力を感じます。
ジュエラー銘のアンティークウォッチは数多く見てきましたが、中でもギュブラン銘の時計は特にデザインのセンスが良い気がします。どこがどうとはっきりと言葉にするのは難しいのですがデザインにギュブランならではのポリシーや哲学の様なものを感じると言いますか・・・単にロゴだけ変えた時計とは一線を画す完成度のものが数多く存在します。
パテックやオーデマ等、長年に渡り数多くの一流ブランドの時計を扱い続けたギュブランならではの感性を感じられるギュブランのダブルデイト、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野