1930’s ロンジン トレタケ SS Cal.10.68Z

1930年代のロンジンが入荷致しました。

久々に雰囲気の良いロンジンのトレタケが入荷致しました。

針はブルースチールのリーフハンド。インデックスはプリントの偶数飛びアラビア。文字盤の内側と外周にびっしりと記されたスケールとレイルウェイトラックによる文字盤の凝縮感が堪りません。

文字盤は若干のエイジングが見受けられますが、1930年代の個体であることを考えればまずまずのコンディションと言えるでしょう。雰囲気も中々に良いと思います。

ロンジン製の10型手巻Cal.10.68Zを搭載。先日のYoutube動画にてご紹介させて頂いたオススメムーブメントCal.12.68Zを一回り小振りにしたムーブメント。こちらも12.68Zと遜色の無い安定感を誇る、初めてヴィンテージウォッチを手にする方にもお勧め出来るムーブメントです。

ケースサイズは約29mm。ブレスレットはオールドのバンブーブレスを装着しています。

このサイズのトレタケはやはり厚みがポイント。ステップベゼルに分厚いケースが生み出す重厚感は、30mm以下の小振りなケースサイズだからこそ。

文字盤のスケールは光の加減で濃淡が変わり、写真の様に2トーンの様に見え、凝縮感がより引き立っています。

数年前、ちょっとしたトレタケブームだった頃と比べると最近は良いデザインの個体との出会いは減って来た印象があります。今回の個体はプレミアが付くほどのレアデザインという個体ではありませんが、その分癖の無いシンプルで使い易い、ビギナーから玄人のお客様まで楽しんで頂ける一本ではないでしょうか。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。