1940年代のASTIN(アスティン)が入荷致しました。
今日はASTIN(アスティン)のクロノグラフのご紹介。
アスティンってなんだ、と思って少し調べたのですがどうやらスイスのラショードフォンの時計メーカーだったらしいです。こういう見慣れないブランドの時計って実際に調べると意外と良く知るブランドと繋がりがあったりして驚いたりすることが多いのですが、このアスティンはどのブランドとも繋がりは無さそうでそれはそれで少々驚いた次第。ASTINの”T”の文字を他の文字に被さるように大きくしたブランドロゴは見た目にもバランスが良くて、無銘系のブランドながらもセンスの良さが伝わってきます。
文字盤は2カウンターの縦目のクロノグラフ。艶感の残る程良いエイジングを遂げた黒文字盤からは色気と武骨さを兼ね備えたラギッドな雰囲気が漂います。
また、タキメーターとテレメーターの2列表記が生み出す文字盤の凝縮感も素晴らしく、現行のクロノグラフと比べると10mm近く小振りなサイズでありながらもサイズの差を感じさせない存在感・迫力を秘めています。
ヴィーナス製のクロノグラフムーブCal.170を搭載。
ケースに対して大きめのプッシャーもグッと来ます。
最後は腕乗り。約33mmのケース径は個人的にはクロノグラフではベストのバランスだと思っています。特にこのギュッと詰まった文字盤の凝縮感が良いんですよね。スクリューバックケースの厚みも十分で、小振りながらもマッシブなフォルムもまた魅力的です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
3/22~バーニーズニューヨーク銀座店にて販売中
銀座店 中野