1940年代のIWCが入荷致しました。
素晴らしいデザインのオールドインターのご紹介。
細く繊細なリーフハンドにエンボス仕上げの立体的なアラビアインデックスの組み合わせ。そして何と言っても淡く美しい色味のピンクの2トーンダイヤル。色使いは2色ではありますが、外周部分を文字盤中央と同色の仕上げにすることで実質3トーン的な雰囲気に。この仕上げにより更なる凝縮感と、光を受けた時の文字盤の表情が更に魅力的に映ります。
現行のIWCでポルトギーゼがお好きな方は確実に刺さるデザインではないでしょうか。
ムーブメントはオールドインターを代表する銘機の一つCal.83を搭載。コンディションも悪くなく、美しい仕上げを楽しめます。
何気に好きなんですよねオールドインターのリーフ針。パテックほどの迫力や立体感はありませんが、すらりと長く伸びた針は細く鋭く繊細で、パテックとは別の品の良さが魅力的です。長針を見て頂くと解るかと思いますが、光を受けた時の輝きがまた美しいんです。
ケースサイズは34.5mm。それなりに大ぶりなサイズではありますが、文字盤が生み出す凝縮感と、厚みを抑えたスナップバックケース故に腕乗りは全く文句ありません。
それでいて太くボリューム感のあるラグが、時計全体を決して華奢な雰囲気にせず、端正さと存在感をバランスよく両立させるのに一役買っている様に感じます。
デザイン性、全体のバランス感、ヴィンテージらしい文字盤の色味等、オールドインターファン必見の一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野