1940年代のミモが入荷致しました。
あまり馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますが、ミモは当時ジラールペルゴの株を買収し、
主にヨーロッパ圏では”MIMO”、アメリカでは”Girard-Perregaux”のブランド名で時計を販売していました。
今回の個体はヴィンテージ感溢れるエイジングを経た黒文字盤がカッコ良いレクタンギュラー。
アラビアインデックスの夜光の盛り上がり具合が個人的にはグッときます。
ケースは四つビスのクラムシェルケース。
ムーブメントのコンディションも中々良い状態ではないでしょうか?
ブリッジの切り分け方が中々独創的に見えます。
防水ケースならではの程良い厚みが腕に付けていて気持ちが良いです。
“ミモ”という名前、初めて聞いた時は時計のメーカーの名前としては可愛い響きだなぁと思いましたが、
“Manufacture international de Montres Or“の頭文字を取って付けられた名だと知った時、
当時のミモの時計造りに対する意気込みの様なものを感じました。
現在はミモの名前は無くなり、ジラールペルゴの名前だけが残ってしまいましたが、
ジラールペルゴがマニュファクチュールとして現代でも時計を造り続けていることは、
いちヴィンテージウォッチファンとして嬉しく思います。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
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※商品番号D6802 ¥220,000-(税込)
By T.N