1950年代のオメガが入荷致しました。
50年代のオメガ コンステレーションのご紹介。
私はいつもブログを書くときは、始めに時計を眺めながら何を書いていこうか考えるのが習慣です。「ノンデイトのクサビインデックスで所謂アサガオダイヤルだなぁ」とか、「クロスラインが文字盤を引き締めているなぁ」とかぼんやりと考えてから書き始めていくわけです。
しかし今日の時計は文字盤のエイジングのインパクトが凄すぎてそれ以外のことを書くのが難しいですね。正直、ここまで変化するか!?というのが素直な感想です。
この激しいエイジングの文字盤は正直好みが分かれるところ。特にお客様のお連れ様が女性の場合は、お客様は乗り気でも奥様は殆どの場合あまり良いリアクションはありません。しかも何故か万国共通で、海外のカップルのお客様でもほぼ同じリアクションです(そして奥様の許可が出ないため殆どご成約にはなりません)。旦那さんはかなり盛り上がって「絶対欲しい!」という感じになるのですが、見ているこちらはむしろ奥様との温度差に冷や冷やするわけです。
それでもね、やはり惹かれませんか?主食がドレスウォッチの私ですから、綺麗な文字盤の方が勿論良いと言えば良いのですが、それでもこの狙っても絶対に出来ないこの奇跡のような激しいエイジング。「これこそがヴィンテージの醍醐味だよな」と年に何回は思うんですよねぇ。
ブレスはオメガ純正のキャタピラブレスが付属します。コンステレーションにキャタピラブレスは本来使用されないためオリジナルというわけではありません。しかしオメガのブレスの中でもキャタピラブレスは人気且つ価格が高いため、ある意味この時計についているのはラッキーと言えるでしょう。文字盤の雰囲気的にもドレッシーなライスブレスよりも、スポーティーなキャタピラブレスの方が様になっている気もします。
ムーブメントはオメガ製自動巻きCal.505を搭載。
ケースサイズは約34.5mm。
腕乗りは定番のコンステレーション故に、何度となく腕に乗せてきた安心感があります。
普段のブログの書き方その2。いつもは”事実・情報”と”自分の主観”はバランスを調整して書いています。一応そう書いているつもりです。
ですが今日はちょっとバランスを崩してみたくなりまして自分の主観と記憶を多めで書いてみました。少々遊びが過ぎましたかね。でも思わずそうさせられてしまう魔力があったんですよ、今日のオメガには。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。
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