1950年代のパテック・フィリップ Refr.2460が入荷致しました。
先日のRef.2455に引き続き本日も50年代のパテック、Ref.2460のご紹介。
シンプルなバーハンドのセンターセコンド。すらりと鋭く伸びた青焼きの秒針は相変わらずの美しさ。インデックスは全てクサビ型。これも50年代らしい意匠ですね。パテック定番の砲弾型インデックスと比べると中々にインパクトのあるデザインで、小振りなケース径でありながらも非常に存在感が有ります。
文字盤は全体的にエイジングが進んではいるものの、均一でヴィンテージらしい風合いはむしろお好みだと言うお客様も少なくないかと思います。ロゴのエナメルの立体感もしっかりとした、後年にあまり人の手が入れられていない中々のコンディションです。
機械はパテック製の手巻きセンターセコンドムーブCal.27SCを搭載。
ケースサイズは約31.5mm。Ref.96とは僅か1mmの差ではありますが、全体的にエッジの立った造形がサイズ差以上のボリューム感を生み出しています。
Ref.2460最大の特徴とも言える多面カットされた太いラグによる光の反射もまた、腕に乗せた際の存在感に一役買っていることでしょう。
アーカイブは取得済みで、先日のRef.2455と同様に1950年製造の個体です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野