1950年代のヴァシュロン・コンスタンタンが入荷致しました。
ユニークなデザインが魅力の50年代のヴァシュロン・コンスタンタンのご紹介。
ヴィンテージのヴァシュロンって言えばやはりこういう感じですよね。比較的小振りなサイズながら、圧倒的ボリューム感のホーン系デザインのラグが目を惹きます。文字盤は偶数飛びアラビックとピラミッド型のドットを組み合わせたインデックスが実にユニーク。針もヴァシュロンお得意のバーハンドで立体感も十分です。ブランドロゴもエナメルの象嵌で、細部にわたり「これぞ古き良き時代のヴァシュロン」と言える隙の無い造りが魅力です。
文字盤は全体的な焼け感と、若干の小傷はありますが雰囲気を壊す程ではありません。ケースも過度な磨きは施されておらず、2か所(ラグ裏、ケースサイド)のホールマークも健在。特にケースサイドはくっきりとヘルベティアの形が残っており、まずまずの状態と言えるのではないでしょうか。
ムーブメントはジャガールクルト製の手巻Cal.458/3Bを搭載。比較的小径のムーブメントですが、仕上げはばっちりヴァシュロンらしい丁寧な仕上げ。コンディションも良好です。
ケースサイズは約32.5mm。ファンシーでデザイン性が非常に高い一本ではありますが、これは腕に乗せる前から自分の腕にはハマるだろうと確信がありました。御覧の通り抜群の腕乗りです。
側面からみてもやはりラグの迫力が目立ちます。ラグの角度も絶妙で、腕に沿うようなフィット感を生み出します。
「いつかは一つくらいは抑えておきたいなぁ」と思いながらいつの間にか何年も経ってしまい、気が付けば最近あまり見かけくなくなった印象のファンシー系ラグのヴァシュロン。
ビギナーの方は自分の腕に似合うか心配に思うお客様もいらっしゃるのではないかと思いますが、意外と時計自体のバランスは良く、流石は3大ブランドと唸らされる造りの良さは、むしろビギナーの方ほどお勧めしたいなと思う程です。価格もパテックやレアなロレックスと比べると非常に手に取り易いですしね。この投稿で少し気になったお客様、まずは試しに腕に乗せるところから始めましょう!
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は2024年3月29日より下記住所へ移転しました。
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シェルマン 銀座本店
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