1960年代のブライトリング トップタイムが入荷致しました。
当店では入荷の珍しいブライトリング。本日は60年代のトップタイムのご紹介です。
ブライトリングと言えばクロノマットやナビタイマー等のラギッドな雰囲気のパイロットクロノをよく思い浮かべますが、今回ご紹介するトップタイムは60年代の雰囲気が色濃く出たシンプルでモダンなデザインが魅力的。サンバースト仕上げのシルバーダイヤルをベースに3つ目のインダイヤルはブラックの所謂パンダ文字盤。針とインデックスはシンプルなバータイプで、3針のシンプルウォッチに負けずとも劣らない端正さ。
全体的なコンディションも中々で、使用による小傷を除き、気になるようなダメージは見受けられません。
バックルはビンテージのブライトリング純正の尾錠が付属。
ベルトもブライトリング純正です。
ケースサイズは約38mm。個人的には普段は敬遠するかなりのビッグサイズではありますが、シンプルでメリハリの利いたダイヤルデザイン故か不思議と私のような細腕にもしっくり来ます。特に今日みたいなグレーのスーツにはばっちり決まります。
サンバースト仕上げの文字盤も非常に良い雰囲気です。自然光で実に映えます。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
最後におまけでもう一枚。右は私の私物で2010年頃に発売されたトランスオーシャン・クロノグラフ。人生で2番目に購入した機械式時計です。
トップタイムのデザインを復刻したヴィンテージデザインに惹かれ、当時無理やりローンを組んで購入したのは良い思い出です。休日出勤で広島から岡山に営業しにいった帰りに買ったんですよ。仕事の方の商談は全く駄目でしたが、凄い晴れ晴れとした気分で家に帰ったのは今でも覚えています(苦笑)
ケースサイズが43㎜もあるので今は登板回数が減っておりますが、自分の20代を支えてくれた大事な一本であります。
ちなみに人生で最初に買った機械式時計はIWCのマーク16の限定版で、それもヴィンテージのマーク9のデザインがモチーフなのですが、この頃からヴィンテージ系のデザインが自分は好きだったようです。今こうしてヴィンテージ・アンティークウォッチの仕事に携わっているのは運命だったのかもしれません(笑)
というわけで今回のトップタイムはかなり思い入れが強く、買い付けの場で是非にと仕入れた一本だったのです。
銀座店 中野