1960’s パテック・フィリップ Ref.3429 18KWG Cal.27-460

1960年代のパテック・フィリップ Ref.3429が入荷致しました。

希少なパテック・フィリップ Ref.3429 ホワイトゴールドのご紹介。ホワイトゴールドは3年ぶりの入荷です。

「ドレスウォッチならスモセコ3針ノンデイト」、という方も少なくないでしょう。「2針じゃ動きが無くて物足りない」、「センターセコンドよりもドレッシーなスタイルが良い」など意見は様々。かく言う私も最も好きなスタイルです。

ところが60年代ともなると自動巻きや防水ケースと共にデイト機能が一般的になります。便利ですしデザインとしてむしろあった方が良い時計も勿論あるのですが、「やっぱ本気のドレスウォッチならデイト無しでいきたいよなぁ」と思う訳です。

「バーハンド・バーインデックスのシンプルな60’sスタイルでスモセコ3針ノンデイトのパテックは無いものか…」と思った時にこのRef.3429は打ってつけです。

ボンベ状のダイヤル、細身のバーハンド・バーインデックスは正に60年代を代表するスタイル。端正な顔立ちにホワイトゴールドのケースはあらゆるシーンで活躍が約束された最高の一本と言えます。

加えてヴィンテージパテックお馴染みのエナメル象嵌のブランドロゴ。ヴィンテージパテックを最初に手にするならここは抑えたいという人も多いかと思います。文字盤のコンディションも素晴らしく、エナメルの立体感、文字盤表面の艶感も文句無しです。

ムーブメントはパテック・フィリップ製自動巻きムーブCal.27-460を搭載。実用面で言えば12-600ATを凌ぐ完成度と言っても過言では無いでしょう。

前述の通りこの時計の守備範囲はかなり広く、一本あると重宝すること間違いなし。カットソーでも、

スーツでもばっちりハマります。

ケースサイズは約35mm。私には若干大ぶりのケースサイズですが、この時代の35mm径は手首のサイズを選ばず誰が腕に乗せてもハマってくれる時計が多く、このRef.3429もその一つ。

厚みも絶妙。ドレスウォッチとしても、肩肘張らないデイリーユースの時計としても両立できる絶妙なバランスが魅力的。ホワイトゴールドのPPリューズも最高ですよね。

Ref.3429はあまり話題に上がることの無い玄人好みのリファレンスではありますが、癖の無いデザインとサイズ感はどなたの腕元でも自然に気品をもたらしてくれます。

ホワイトゴールドのドレスウォッチならば、今の私の一押しはこれです。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。