1960’s パテック・フィリップ Ref.570 18KYG Cal.27SC

1960年代のパテック・フィリップ Ref.570が入荷致しました。

パテック・フィリップ Ref.570のご紹介。

Ref.570と言わずと知れたビッグサイズのカラトラバの一つ。基本的にヴィンテージパテックでビッグカラトラバと言えば誰もが頭に浮かべるのはRef.570かと思います。

ドルフィンハンドに砲弾型インデックスの組み合わせは他ブランドでもよく見られるデザインではありますが、「やはりパテックで一本持っておきたい」と思ってしまうのは私だけではないでしょう。シンプルかつ迫力の有る王道のスタイルは、もう間もなく誕生から100年経とうとしている現代においても、普遍的な美しさを感じさせてくれます。

文字盤には若干の汚れ、クリーニング等の形跡が見られますが、比較的近年にパテック・フィリップにて正規メンテナンスを施された個体ですので、初めてヴィンテージパテックを手に取る方でも安心してお使い頂けます。

バックルはパテック・フィリップ純正の18Kイエローゴールド製の尾錠が付属。

機械はパテック製の手巻センターセコンドムーブ、Cal.27SCを搭載。精度・コンディション共にばっちり。巻き味も文句無しの心地良さ。

アーカイブは現在申請中ですが、ムーブメントのナンバーから恐らく50年代後半から60年代前半の個体と思われます。

ケースサイズは約35mm。普段は私のような細腕にはやや大振りと書くことが多いRef.570ですが、今回セットアップにカットソーの軽快なスタイルに合わせてみると意外にバランスが良い様な気がします。不思議と違和感を感じません。服装が軽快になった分、時計にボリューム感が有ってもバランスが取れているのかもしれません。