1970年代のカルティエ タンク・ルイ・カルティエ エキストラフラットが入荷致しました。
久々のカルティエのタンクが入荷致しました。しかもまた薄型ケースのエキストラフラットです。
PARIS表記の文字盤はクラックの無い美しい状態。白い文字盤に美しい輝きのブルースチールの針が良く映えます。
これまでに何度も目にしてきたスタイルながらやはり見惚れてしまいますね。
リューズのカボションもしっかり尖った中々良いコンディションです。
昨年ご紹介したものはルクルトムーブの個体でしたが、今回はフレデリックピゲ製のムーブを搭載しています。
ケースはルクルトムーブを搭載した個体よりも厚みが有り、ややボリューミーな印象。
フレデリックピゲ製のCal.96も目立つ汚れの無い良い状態を保っています。
まだ整備前ですが巻き心地も軽くて気持ちの良い感触です。
腕乗りはもちろん文句無し。最高です。純正の18KYG製のDバックルも付属します。
ラグとケースの一体化という機能性や耐久性に沿った様なコンセプトながらも、このエレガントな佇まいは流石の一言。
タンクが発表された1910年代は時計と言えば懐中時計が主流でしたので、装身具としてのノウハウは時計メーカーよりもジュエラーであるカルティエに一日の長があったのでしょう。
だとしてもパテックのRef.96が誕生する15年近く前、1917年に完成されているのは驚異的ですね。
カラトラバと同様に今後も時代が移り変わっていっても人々を魅了し続けるタイムレスなモデルです。
新年早々の緊急事態宣言で気持ちが滅入るような状況になっていますので、今年一発目の投稿は自分を奮い立たせる意味でも大好きな時計から撮影してみました。
コロナに負けず、皆様に楽しんで頂けるような時計を紹介していきたいと思いますので、どうぞ本年も宜しくお付き合い頂ければと思います。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
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※商品番号D6853 ¥990,000-(税込)
By T.N