1990年代のアンデルセン・ジュネーブ “クリストファー・コロンブス”が入荷致しました。
独立時計師アカデミー(ACHI)の創設者でありながら、未だに現役で時計を造り続ける独立時計師スヴェン・アンデルセン。本日はアンデルセン・ジュネーブが1990年代に限定500本製作したクリストファー・コロンブスのご紹介。
6月にご紹介したシェルマン×アンデルセンジュネーブ “ボワヤージュ”と同様に、こちらもルイコティエ式のワールドタイム。二つ設けられたリューズが特徴的で、下側のリューズで世界中の都市が記載されたリングを操作します。
文字盤は世界地図に1492年のコロンブスの航海の軌跡が描かれた非常に浪漫溢れるデザイン。ケースバックにはシリアルナンバーが刻印されています。
バックルは純正の18KYG製尾錠。ロゴのブルーも剥げの少ない良いコンディションです。
専用のBOXと当時のペーパー類も付属します。
ケースサイズは約35mm。一見ビッグサイズではありますが、ワールドタイムならではの文字盤の情報量・密度が生み出すバランスは秀逸。金無垢のずっしりとした重みはむしろ心地良く、私の様な細腕でも腕乗りはかなり良好です。
一見ドルフィン針が平坦で立体感があまり無いように思っていたのですが、ご覧の通り光を受けた時の針の姿が非常に美しいですね。光の反射までも計算に入れた造りだったのかもしれません。
文字盤のブルーも非常に鮮やかで、現行時計の落ち着いた色合いの青文字盤とはまた別の味わい深さがあります。
ワールドタイム系がお好きな方、独立時計師ファンの方、共に見逃せない一本ではないでしょうか。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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