1990年代のカルティエ タンク アメリカンが入荷致しました。
カルティエのタンク アメリカンのご紹介です。過去に何度か販売していたのですが、何気に当ブログでは初登場でした。
1988年に誕生した通常のタンクよりも縦長で腕に沿うデザインが特徴的なタンク アメリカン。タンクの中でも超人気モデルの一つであるタンク サントレの現代版とも言えるケースフォルムは多くのカルティエファンに愛され、発表から35年以上経った現代でさえカルティエのリストウォッチの旗艦コレクションの一つとしての地位を築いています。
今回ご紹介する個体はCPCPコレクション以前に販売されたホワイトゴールドの手巻モデル。ピアジェ製の薄型ムーブメント9P2を搭載することでケースの厚みを抑え、比較的ボリューム感のあるタンクアメリカンにおいてもドレスウォッチ然とした佇まいを保っています。
という訳で早速腕乗りです。ケースサイズは縦約36.5mm×横約26.5mmのビッグサイズ。ラグを含めると縦は約44.5mmにも及びますが思いのほか私の細腕にも乗ってくれます。膨張色のイエローゴールドと比べて引き締まって見えるホワイトゴールドという白系素材であることも私にとっては良いのだと思います。
尚、バックルはカルティエ純正の18KWG製の尾錠が付属します。
このタンク サントレを彷彿とさせる優雅な曲線を描くケースサイドのフォルムは手巻モデルならでは。腕へのフィット感も良好です。ヴィンテージカルティエファンも納得のバランスではないでしょうか。
ボリューム感とドレスウォッチとしての優雅さを兼ね備えたデザインがタンク アメリカンならではの魅力の一つと言えるでしょう。
また、高騰著しいヴィンテージのタンクにおいて、特にホワイトゴールド・プラチナのモデルはその希少性から価格・遭遇率共に難易度が非常に高く、弊社でも数年に一度の入荷があるかないかと言ったところ。その中でもタンク アメリカンはCPCP等の一部のモデルを除き比較的値頃感のある価格帯で探すことが可能ですので、”ホワイトゴールド且つ手巻のタンク”という条件で考えれば最良の選択の一つとなりうるなと今回改めて感じました。
そろそろ白系素材で一本タンクが欲しいとお考えのお客様、ホワイトゴールドのタンク アメリカン、お勧め致します。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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