1990年代のカルティエ タンク・ルイ・カルティエが入荷致しました。
先月のタンクノーマルに続き今回も念願の初入荷、希少なプラチナ製のタンク・ルイ・カルティエです。
全体のフォルムはタンク・ルイ・カルティエのエクストラフラットと同サイズの薄型仕様。文字盤はお馴染みのローマンインデックスにレイルウェイトラックの組み合わせでギョーシェ彫り。ケース・文字盤共に使用による擦り傷程度で、目立つ傷や汚れの無い良いコンディションです。
90年代頃の雑誌ではタンクやサントス等のモデル毎での紹介とは別に、プラチナコレクションという形でタンク、サントス、トノーなどの各モデルを別枠で紹介する程カルティエにとってプラチナは非常に重要なマテリアル。所説はありますがカルティエは他社に先駆け、1900年代初頭から時計にプラチナを好んで用いたと言われています。
経年で色褪せることなく輝き続けるプラチナを用いたタンクは、正にカルティエのリストウォッチを体現するモデルの一つ、と言っても過言では無いのではないでしょうか。
ムーブメントは高級薄型手巻きムーブのCal.21を搭載。高級仕様のタンクにはお馴染みのムーブメントです。
さてお楽しみの腕乗りです。サイズは勿論これまでご紹介させて頂いたタンク同様に文句無し。バックルはカルティエ純正のホワイトゴールド製のDバックルが付属します。
ご覧の通りプラチナならではの色味はオンオフ問わずどんな装いにも合わせ易く、自然と登板回数が多くなること間違いなし。
いやいやこれは良いですねぇ。ついつい何枚も撮影してしまいます(笑)
皆様もご存じの通り、プラチナと言えば結婚指輪などでも用いられ、ダイヤモンドと同じく”永遠”を象徴する素材として有名です。こうして見るとやや温かみを感じさせるホワイトゴールドとは異なり、プラチナの静謐さを感じさせるような輝きからは、ふとした瞬間に思わず永遠を感じさせそうな佇まいに思えます。
ずっとタンクと言えばプラチナというイメージが強かったので、今回の入荷は私も非常に嬉しい限りです。イエローゴールドのタンクとは比較にならないくらい出会える機会は少ない為、お探しだった方はどうぞお見逃しなく。
カルティエの腕時計ファンとしてはいつかは手に入れたいプラチナのタンク・ルイ・カルティエ、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野