1990年代のパテック・フィリップ Ref.3796が入荷致しました。
久し振りのパテックのRef.3796のホワイトゴールドのご紹介。今回はインデックスがダイヤモンドのモデルです。
この時計をパッと見て私が感じるのが空間の処理の見事さ。
Ref.3796はRef.96と比べてスモセコの位置がやや上側になるためスモセコ下の空間の広さを指摘されるきらいがありますが、
ダイヤモンドインデックスの場合はその空間を埋めるかの如く6時位置にもさりげなくダイヤが入ります。
この絶妙な空間の埋め方と、配置されたダイヤにより描かれるサークル状の軌跡が、いざ改めて手にして見ると非常に美しいデザインの様に私は感じます。
パテック純正の18KWG製バックルが付属します。
ケースサイズは30.5mm。クンロク同様文句なしのバランス。
ダイヤモンドもギラついた感じはなく、さりげない輝きが時計全体のバランスを品良く纏めています。
ダイヤモンドインデックスは日本人のお客様ですと敬遠される方もいらっしゃるかと思いますが、どうでしょうかこの佇まい。
カラトラバならではの端正さと、程良い色気が組み合わさっていて何気にオンオフ問わず使い勝手が良さそうです。
昨今ではRef.96同様にお探しの方も非常に多いRef.3796、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
By T.N