今月初旬から開催しております、アンティークウォッチフェア【2023年9月11日（月）～10月10日（火）】。大変有難いことに、多くのお客様にご来店頂いております。
いよいよSALEも後半戦。旅立って行ってしまった時計達も多々御座いますが、店頭にはまだまだ良品が揃っています。また、新着品も続々と入荷しております。新着品も勿論SALE対象です。（一部対象外有り）
今回のstyleでも、SALEに合わせて私が厳選した3本をご紹介させて頂きます。
最初の一本は、新着から1950年代製のパテック・フィリップ Ref.2591。
ラグ部分が無く、円盤を思わせるそのデザインは「円」という事をより強調させてくれます。金錆も見て取れる程ソリッドな18KYGのケースに、端正なダイヤルデザインが非常に映えます。
合わせるコーディネートはやはりドレススタイルで。
やはり金無垢の時計には、どこかコーディネートに「金色」を取り入れたいです。お気に入りの金ボタンのブレザーに、少し軽快な印象のライトグレーのスラックス。敢えてタイドアップはせず、ポロシャツにネッカチーフと合わせてみました。
「クラシック×クラシック」のスタイリング。相性は言わずもがなです。
コーディネートにも馴染みが良く、非常に上品且つドレッシーな佇まいです。ジャケットスタイルでの着用となりましたが、これからの季節にはニットやライトアウターなどで、カジュアルに合わせて頂いても良いでしょう。
続いては、1970年代製のヴァシュロン・コンスタンタン。
ドレススタイルで合わせるのでは無く、コーディネートは1980年代製のリーバイス ブラックデニムジャケットと合わせました。18KWGでどことなく品がありながら迫力あるケースは、ラギットな印象が強いデニムジャケットなどのスタイリングでも良く馴染みます。
デニムジャケットだけでは、ややカジュアルになり過ぎるのでETROのペイズリー柄スカーフを取り入れました。時計が綺麗目であるので、プラスαで同様に綺麗目なアイテムを取り入れるカジュアルなスタイリングでもグッと大人な印象です。
「デニム×ドレスウォッチ」のスタイリングは度々こちらで提案させて頂いておりますが、個人的に非常にお勧めです。
最後は、先にご紹介した2本とは真逆なテイストの1本から。
ラージケースが特徴的な1940年代のエテルナのご紹介です。
先にご紹介した2本とは打って変わってアンティークらしい佇まいです。チェコのミリタリーウォッチと同系統のデザインで、テーパーを掛けた38mmのビッグサイズのケースは現行の時計と遜色のない迫力・ボリューム感。
ミリタリーライク溢れるこちらのモデル。やはりミリタリージャケットと合わせずにはいられません。先日のブログでも話題に出ておりましたが、合わせたアイテムは1960年代製のジャングル・ファティーグ 1stモデル。うぐいす色のようなやや枯れ感があるジャケットに、経年変化で雰囲気のある表情のダイヤルかつ38㎜のラージケースが絶妙にマッチしています。
こちらも首元に暖色系のスカーフを差し色に入れて、アースカラーのコーディネートにアクセントを加えています。夜光塗料が経年でやや褐色していたので、その色味に合わせてオレンジ系のスカーフにしたのもポイント。それぞれアイテムのテイスト、色味を合わせるだけでコーディネートに纏まりが生まれます。
今回のコーディネートもいかがでしたでしょうか。
最後のコーディネートは、店頭の「Style」コーナーに展示しております。いわゆる「軍モノ」は私も大好きな古着のジャンルです。是非、時計と合わせて古着談義もお待ちしています（笑）
気温も連日の30度超えからようやく落ち着き、秋の気配が近づいてまいりました。
アンティークウォッチを存分に楽しんで頂ける季節ですが、同時に日々の洋服選びも一層楽しくなる時期です。
コーディネートに合わせて、時計等の小物も変えたり新たに取り入れる。それだけで何気ない日々の装いに「幅」が生まれるでしょう。是非、これからの装いにアンティークウォッチや小物をプラスαで取り入れてみてください。我々もそのお手伝いできれば幸いです、、、
銀座店 佐々木
9月11日（月）～10月10日（火）までの期間、銀座店とオンラインショップにてメンズアンティークウォッチセール開催中。こちらの商品は期間中は表示価格より5%オフ！
03-3528-6390
