1900年代のティファニーの懐中時計のご紹介です。
ハンターケースのティファニーの懐中時計です。
透き通るような陶製の文字盤に、焼き入れされた細いスペードハンドはブラウンバイオレットのような絶妙な色味。
薄型のケースは手の平や胸元への収まりも良く、実際に携帯して使っても楽しい一本かと思います。
端正で癖のない、王道のドレスウォッチ的なデザインは初めて懐中時計をご検討頂く方にもお勧めです。
ハンターケースの蓋には紋章とギョーシェを全面にエングレービング。
中心から外周に徐々に広がるようなデザインのギョーシェは非常に見応えがあります。
裏蓋にも同様にギョーシェ彫りが施されています。
ギョーシェ特有の感触が気持ち良く、ついつい触れたくなるような楽しさがあります。
ムーブは100年以上経っている個体としては中々のコンディション。
現代社会において懐中時計は腕時計と比べると普段使いするイメージが湧きにくく、
どうしてもコレクションとしての側面が強いアイテムであると思い込んでいたのですが、
テレワークが浸透しつつある昨今、こういった懐中時計を自宅のデスクに置いて、
ロービートの音色に耳を傾けながら仕事をするのも趣があって良いのではないでしょうか。
日本ではコロナウィルスの影響で生まれたような働き方ではありますので少しネガティブなイメージもあるのですが、
そういった中でも働く時間に少しの彩りを加えられれば、仕事で煮詰まっていたところに突然良いアイディアが浮かんだりすることもあるかもしれません。
世界はまだまだ大変な状況が続いてますが、どういう時でもささやかな楽しみを見つけ、明日への活力にしていくことは大切なことではないかと、
突然ふと思ったので長々と書いてしまいました(笑)
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
お問い合わせはこちらまで。
※商品番号A13703 ¥550,000-(税込)
By T.N