1950’s パテック・フィリップ Ref.2526 18KYG Cal.12-600AT

1950年代のパテック・フィリップ Ref.2526が入荷致しました。

新着のパテックのRef.2526のご紹介。

インデックスが貼り付けの第三世代にあたるモデルです（第二世代までがエクボ）。Ref.2526の代名詞と言っても過言では無いアイボリーカラーの陶製文字盤。このえも言われぬ唯一無二の美しい色味・風合いは他の時計とは一線を画します。コンディションも文句無しでクラックが無いのは勿論、傷なども目立つものは見受けられません。

Ref.2526ならではのボリューミーで重厚感のあるケースデザインに、いかにもカラトラバ然としたドルフィン針と砲弾インデックスを用いた王道のデザインは、パテックファンのみならず、時計ファンであれば否が応でも惹かれてしまうような、究極のドレスウォッチと言っても過言ではない一本と言えるでしょう。

アーカイブは取得済み。1956年製造の個体です。

パテック純正の18Kイエローゴールドの尾錠が付属します。

ムーブメントはパテック・フィリップ初の自動巻きムーブ、Cal.12-600ATを搭載。

自分は何度となく腕に乗せてきておりますし、このブログを長く見て下さっているお客様にしてもお馴染みではありますが、この非の打ち所のない完璧なケースバランスもRef.2526を語る上では避けて通れません。

約36mmというビッグサイズに分類されるケース径でありながら、着ける人を選ばない、私のような細腕にもちゃんと乗ってくれるのが長年弊社がRef.2526をお勧めし続けている大きな理由の一つ。ヴィンテージパテックの中でも高価格帯のモデルでありながら、ヴィンテージパテック最初の一本に選ばれたお客様は数知れず。多くの人を虜にしてしまう、屈指の腕乗りの良さを誇るモデルです。

コースコンディションも中々に良好。ラグのエッジ、ケースサイド等、しっかりと本来のケースシェイプを感じさせてくれます。

昨年から続く世界的なRef.96ブームにより小振りなモデルが注目されている昨今において、依然として不動の人気を誇るRef.2526。

今年は巡り合わせが良いのか半年経たずに3本目のご紹介と相成りましたが、常にご紹介出来る程には良い個体との出会いは減ってきてしまっていますので、是非ご検討されている方はこの機会をお見逃しなく。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。