![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC04998加工.jpg)
1960年代のパテック・フィリップ Ref.570が入荷致しました。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC05043加工.jpg)
パテックの新着、Ref.570のホワイトゴールド。ブログでは久々の登場ですね。
フラットベゼルにケース一体の流麗なラグ、ドルフィン針に砲弾型のインデックス。この王道の中の王道デザイン、どこからどう見てもカラトラバって感じです。ドレスウォッチ好きとしては、他にどれだけ良いデザインのドレスウォッチを持っていたとしても、やはり一本はおさえておきたいと思うデザインです。
コンディションはダイヤル、ケース共に良好。カラトラバの肝とも言えるケースのエッジは鋭くシャープ。文字盤もロゴのエナメルの立体感は勿論、目立つ傷や汚れも見受けられません。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC05048加工.jpg)
針のコンディションも良好。御覧の通り肉厚で迫力のあるドルフィン針はヴィンテージパテックの醍醐味の一つ。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC05086加工.jpg)
ムーブメントはパテック製センターセコンドCal.27SCを搭載しています。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC05078加工.jpg)
アーカイブは取得済み。1960年製造の個体です。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC04929加工.jpg)
細腕の私が苦手とするこの35mmビッグケースですが、ホワイトゴールドの570は結構腕に合うんですよね。やはり膨張色でない点が良いのでしょうか。今日みたいなモノトーンカラーのコーディネートに合わせるなら最高の一本の一つです。
バックルは後年のパテック純正の18KWG製の尾錠が付属します。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC04978加工.jpg)
このエッジの立ったケースサイドの佇まい、これこそカラトラバと言える佇まい。
![](https://shellman-ginzashop-blog.com/shellman-wp/wp-content/uploads/2024/02/798DSC04954加工.jpg)
実に良い顔つき。エッジが肝のデザインなので、久方ぶりにグッとくるコンディションに出会えた気がします。
570は製造期間が長く、状態の良い個体を探すのは他のリファレンスと比べれば楽な方だったのですが、近年はめっきり数が減ってしまったような気がします。パテックでホワイトゴールドの手巻きを探すながら一番手に取り易いリファレンスだったのですがね。最近は問い合わせも多く、ブログでご紹介する前に売れてしまうことも大分多くなりました。お探しだった方はこの機会をお見逃しなく。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野