1950’s パテック・フィリップ Ref.96 18KYG Cal.12-400

1950年代のパテック・フィリップ Ref.96が入荷致しました。

50年代のパテック・フィリップ Ref.96のご紹介です。

久々のドルフィン針と砲弾インデックスのクンロクです。無数のダイヤルバリエーションを持つRef.96。レアなセクターや人気のブレゲ数字など好みは様々ではありますが、なんだかんだ言ってもこれが無いと始まりません。かく言う私もブレゲ数字の96があればドレスウォッチは完結出来ると思っていたのですが結局はドルフィン針、欲しくなってしまうんですねぇ。

ダイヤル・ケース共に若干のクリーニングやポリッシュは施されておりますが、ロゴのエナメルは残っており、ケースもカラトラバらしいエッジの立ったシェイプを感じられます。

やはりドルフィン針はパテックが至高。この分厚さ、立体感文句の付け所がありません。もういい加減しつこいくらい言ってはおりますが、これからもずっと言い続けます。

ムーブメントはパテック製12型手巻Cal.12-400を搭載。個人的には12型の手巻は12-400が最も好み。ムーブメントの意匠・美観と実用機としての完成度、どちらも隙がありません。

ケースサイズは約30.5mm。こちらも最早語るまでもないことではありますが、腕乗りは文句無し。最高のバランス感です。

小振りながらも決してボリューム不足に見えないのがRef.96のサイズ感。全体的にエッジの立ったケースデザインである事に加え、30.5mmのケースに対して太めのラグ幅（18mm）を設けていることも存在感を高めるのに一役買っています。

このカチッとした端正な顔つき、正に”ドレスウォッチの中のドレスウォッチ”と言っても過言ではないでしょう。

アーカイブは取得済み。1954年製造の個体です。

年々出会いの機会が減ってきているパテック・フィリップ Ref.96。お探しだった方はこの機会をどうぞお見逃しなく。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。