1950年代のパテック・フィリップ Ref.1516が入荷しました。
今月一回目の投稿はパテック・フィリップ Ref.1516の18KPGです。
パテックとしてはやや珍しい細身のバーハンドに飛びローマンの組み合わせは、
繊細さを感じさせるデザインながらもしっかりと立体感を持ち、確かな存在感を兼ね備えています。
今回の個体はイタリアのローマの宝石商”HAUSMANN”とのWネームです。
ケースは小傷と裏蓋にエングレービングがあるもののオリジナルのシェイプを感じられるまずまずの状態。
ムーブメントはCal.12-400を搭載。Cal.12-120に耐震装置等を追加した50年代を代表する傑作ムーブメントです。
ケースサイズはてっきり35mm近くのビッグサイズかと思いきや意外にも小振りな約32.5mm。
大き過ぎず小さ過ぎず、どなたが付けてもしっかりと腕元に収まってくれる絶妙なサイズ感です。
このほんのり淡くて優しい18KPGの色味もこの時代のヴィンテージウォッチならでは魅力の一つでしょうか。
人気の96や2526等と比べるとややいぶし銀な立ち位置のリファレンスではありますが、
程良いサイズ感に肌馴染みの良い色味、繊細で品のある悪目立ちしないデザインは、腕元でさり気無くパテックを楽しみたい方に打って付けの一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
お問い合わせ・ご購入希望はこちら、もしくは銀座店(0355681234)までご連絡下さい。
※商品番号D5847 ¥1,760,000-(税込)
By T.N