1950年代のロレックスが入荷致しました。
1950年代のロレックス セミバブルバックのご紹介。
ケースサイズ約33mmの程良いサイズ感が魅力のセミバブルバック。今回の個体は何と言ってもレアでユニークなダイヤルデザインが魅力的。インデックスはドットと雫のような丸みを帯びたクサビ型の組み合わせに見えますが、それぞれに多面カットを施すという凝った造り。光の反射によってキラキラと輝く様は眺めていて飽きません。愛嬌のあるインデックスに対して、針には端正なドルフィンハンド、ベゼルにはエンジンターンドを用いることで程良く時計全体の印象を引き締めている点も好感触です。
文字盤のコンディションは全体的に焼け感、特に4時~5時の間は若干強くエイジングしていますが、総じてヴィンテージウォッチらしい良い雰囲気と言えるでしょう。
ブレスレットは後年(1966年Ⅲ期 FF:60)のリベットブレスが付属します。こちらも時計の雰囲気に合っています。
ムーブメントは自動巻のCal.645を搭載しています。
腕乗りです。33mmという一般的なバブルバックと比べて1~2mm大きいケース径は人を選ばず腕に乗ってくれるであろうゴールデンサイズ。私の腕には勿論バッチリ。
ころんとしたボリュームのあるフォルムはバブルバックならでは。ケースはねじ込み式のリューズを用いないスーパーオイスターケース。オリジナルのリューズも健在です。
今年も残すところあと1か月を切り、銀座の街もクリスマスムード一色。そんな空気にあてられてか、今日はちょっと遊び心のある時計を着けたくなったのでこのセミバブルバックをチョイスしました。
やり過ぎていない程良い塩梅の凝ったデザインに、オイスターケースならではのボリューム感。レア感も丁度良く、所有欲と使う楽しさ両方を満たしてくれる一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。
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