1950年代のロレックスが入荷致しました。
50年代のロレックス オイスターのご紹介。
テキスチャー系の文字盤をベースに、クサビ型インデックスと3・6・9のみアラビックのエクスプローラー系デザイン。針はやはりこの時代のロレックスに多いアルファハンドで、いかにも50年代らしいデザインが魅力的です。シンプルな時計であっても、どこか個性的でデザイン性の高さを求めるお客様にはきっとグッとくる一本だと思います。
因みにこの独特の模様の文字盤はシェブロン(Chevron)ダイヤルと呼ばれており、警察官や士官などが付ける逆V字型の腕章に似ていることが呼ばれています。この逆V字型の模様を施した結果、文字盤が四分割されてクロスラインを引いた様に見えるのが個人的にはツボです。
ムーブメントはロレックス製手巻きCal.1210を搭載。
文字盤の絶妙なやれ感も味わい深く、これぞヴィンテージロレックスと言える顔つき。
ケースサイズは約34mm。手巻きのオイスターケースは自動巻きと比べて厚みも抑えられていて、程良い収まり具合が堪りません。
ここ最近はバブルバックを筆頭にかなり私好みのロレックスの入荷が多く、改めて自分ならどういうロレックスをチョイスするかなぁと、今すぐには買うわけでは無いのですが一人考えに耽っています。個人的には先日の全ローマンのバブルがドンピシャなのですが、今日のシェブロンの様な50年代のテキスチャー系ダイヤルもかなり好物なんですよね。この時代にしかないデザインやディテールの面白さと、現代のロレックスにも通ずるデザインの共通点等、シンプルながらも奥深さを感じます。
現行寄りのロレックスも検討しましたが、きっとロレックスもヴィンテージを選ぶことになりそうです。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野