1950年代のヴァシュロン・コンスタンタンが入荷致しました。
素晴らしい雰囲気のヴァシュロンのご紹介。
“2トーンの文字盤にバーハンドとバーインデックスの組み合わせ”、という言葉だけで説明すれば単なるシンプルなドレスウォッチにしか聞こえませんが、これまで見たことの無いようなエイジングを遂げた文字盤中央部分が、この時計が本来持っていたであろう雰囲気以上に味わい深いものにしています。
かなり特徴的なエイジングを遂げた文字盤ではありますが、ロゴのエナメルなどはしっかりと艶と立体感を残した素晴らしいコンディションです。後年に人為的な作業はほとんど入っていないのではないでしょうか。
既に店頭にてご覧頂いたお客様とは、デイデイトのマホガニー(木製文字盤)のようですねとわいわい盛り上がっています(笑)
※尚、現在風防の1~2時付近にはひびが入っておりますが、納品前のOHにて新しい風防に交換致しますのでご安心を。
というわけでこの時計は色々な角度で文字盤を眺めるのが吉。例によって針を撮りますが、別アングルでの文字盤もご覧頂ければ。
ちなみに針は相変わらずのヴィンテージのヴァシュロンらしい高クォリティ。ハカマ(針の根本)から秒針のお尻の立体感まで、文句なしの造形美です。
ムーブメントはジャガー・ルクルト製の自動巻きムーブCal.P1019を搭載。
スクリューバックの防水ケースは約36mmのビッグサイズ。私には大ぶりなサイズ感ですが、絶妙に絞られたケースサイドやテーパーをかけたベゼルのお陰でばっちりと腕に乗ってくれます。
いやいやそれにしても実に良い雰囲気の文字盤です。自然光の下だとまた雰囲気が変わりますね。
質感や色味などが伝わるように結構頑張って撮影したつもりではありますが、やはりこれは是非肉眼で見てほしいですね。ご関心頂けるお客様、是非ご来店お待ちしております。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野