1950’s ヴァシュロン・コンスタンタン 18KYG Cal.453/3B

1950年代のヴァシュロン・コンスタンタンが入荷致しました。

中々良いデザインのヴァシュロンを仕入れてきましたよ。

特にインデックスが良いんです。12トップにスクエア型、3と9のみ多面カットのクサビ状のインデックスというデザイン性の高さに惚れてほぼ独断で仕入れてしまいました（笑）

ブランドロゴはエナメルの象嵌で立体感も文句無し。リューズのみ後年に交換されてはおりますが、古き良き時代のヴァシュロンらしい丁寧な造りこみを感じられます。初めてヴィンテージの3大ブランドでお探しの方であれば、最初の一本目に打ってつけですよ。この時代のトップレベルの職人業をご堪能いただけるはずです。

バーハンドの造形も流石。ハカマ座から針先まで見事な立体感。

ジャガールクルト製手巻ムーブメントCal.453/3Bを搭載。カチカチとした小気味良い巻き味は手巻ムーブファンであれば大満足の感触。

ケースサイズは約33mm。独断と偏見ですがドレスウォッチの最適解的なサイズがこの感じ。文字盤のレイアウトから、ケースのシェイプに至るまで非の打ち所の無いバランス。完璧な腕乗りです。

この時計は特にケースの厚みを見て頂きたい。Cal.453やCal.454等の大型の手巻ムーブを積んだヴァシュロンのドレスウォッチはケースの厚みがそれなりにあるものが殆ど。しかしながら今回の個体はケースサイドのラインが薄く見えるようにデザインされており、Cal.453搭載機でありながら（Cal.1001を搭載した）薄型ドレスと見間違えるほどのドレッシーさを持ち合わせています。

個人的にも33mm前後のヴァシュロンは前からずっと狙っているんですよね。まだなんとか探せるくらい球数が有って、価格もそれほど高騰していない。加えて面白いデザインのものもチラホラ見つけられるのでいまのうちに良い出会いを大事にしたいところです。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。