パテックフィリップの自動巻き、Ref.3440のご紹介です。
こちらの写真では風防の周りに金錆が浮いていますが、
実際は写真ほど目立たず、程良いヴィンテージらしさが感じられるコンディションです。
ダイヤルは中心から放射状にヘアラインが施されており硬質的な印象に仕上がっています。
ハカマの造形も見事で、まっすぐに伸びたバーハンドと相まって非常に美しい佇まいです。
個人的にこの時計の一番の見どころは、ラグからケースサイドに至る立体的な造形です。
ラグは一見まっすぐに見えますが、よく見て頂くと多面的に面取りを施されています。
更にケースサイドの中央は、V字に抉るような造形になっていて、非常にシャープな印象です。
一見すると普通の時計ですが、実際は非常に複雑な造形が施された職人技の結晶のような一本です。
搭載されているムーブメントCal.27-460は、
非常に美しいコートドジュネーブ仕上げが18Kのローターにまで施されています。
当店にお立ち寄りの際は、是非お手に取って頂ければと思います。
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By T.N