1960年代のパテック・フィリップ Ref.3455が入荷致しました。
パテック・フィリップ Ref.3445 18Kホワイトゴールドのご紹介。
実用性で選ぶならやはりこれ、Ref.3445でしょう。バーハンド・バーインデックスのシンプルデザイン、程良い大きさ・厚みのスクリューバックケース、完成度の高い自動巻きムーブ、そしてTPO問わず使いやすいホワイトゴールドのケースマテリアルと、一片の隙も見せない優等生振りには既にお持ちのお客様であれば何度も助けて貰っているのではないかと思います。
この時計を着けることが出来ないシチュエーションが思い浮かばないんですよね。強いて言えば一昔前ならばカジュアルなコーディネートには少々シンプル過ぎるかと思っていましたが、最近はむしろ全然アリだと思っていますし、まぁとにかく卒の無いやつですよ。
30、40年代のデザインと比べれば個性が無く地味とも言えてしまいますが、その無個性さが一周回って個性となっていると言いますか、ちょっと戯言っぽくなってきた気もしますがでも近頃は本当にそう思うんですよねぇ。
アーカイブは取得済み。1967年製造の個体です。
今回の個体は既にオーバーホールが済んでいるためムーブの写真は無しで。精度は平置きで一週間程見ましたが平均20秒くらいだったので中々に良好です。
ケースサイズは約35mm。もうすっかりお馴染みのこの腕乗り。同じ35mmでも40年代頃までの時計と60年代頃の時計とではバランス感が違います。個人的には35mmオーバーの時計は60年代頃の時計の方が腕に合いますね。
今日の東京は大分冷え込みましたが、そんな寒空の日にはモダンな60’sデザインの3445は良く映える気がします(雨はNGですが)。
60年代のパテックを代表するモデルの一つと言っても過言では無いRef.3445。最も定番なのは勿論このホワイトゴールドのモデルだと思いますが、何気にノーマルインデックスでホワイトのRef.3445は当ブログでは一年以上振りの紹介となりました。以前は年に数本は入荷していたので驚きです。
お探しだった方はどうぞお見逃し無く。ヴィンテージパテックデビューにするも良し、痒いところに手が届くようにコレクションの一つとするも良しですよ。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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