1960年代のパテック・フィリップ Ref.3468が入荷致しました。
1960年代のパテック・フィリップ Ref.3468のご紹介。
シンプルな2針ドレスウォッチのRef.3468。あまり有名なリファレンスではありませんが、60年代当時はブレスレット一体のモデルなども含めて数多くのバリエーションで展開されていました。
60年代以降のモデルと言うこともあり、他の同年のモデルと同じくバーハンド・バーインデックスの60’sデザインが最も一般的ですが、今回ご紹介させて頂くのはブラックペイントのバーハンドにローマンインデックスの組み合わせでちょっとレアな感じです。ホワイトゴールドのケースとブラックペイントの針とインデックスの組み合わせは非常にメリハリが効いていてシックな印象を受けます。
当時としては一般向けというよりはクラシックデザインを強く好んだ拘りの強い愛好家向けのデザインだったのではないでしょうか。
バックルはオリジナルのパテック純正18Kホワイトゴールド製尾錠が付属します。
機械はパテック製の10型手巻きムーブCal.23-300を搭載。
※アーカイブは現在申請中ですが恐らく1960年代の個体です。
ケースサイズは約33mm。個人的には薄型ドレスウォッチの最適解の一つと言っても過言ではない絶妙なサイズです。
私の拘りとして、薄型ドレスウォッチは単に薄いだけでは駄目で、薄型でありながらもしっかりと立体感や存在感が必要です。ましてや三大ブランドのドレスウォッチであれば尚のこと強くそれらを求めてしまうのです。
薄型2針のドレスウォッチはオーデマ推しの私ではありますが、Ref.3468はパテックの薄型ドレスの中ではかなり良いバランスを持ち合わせていると感じます。特にラグですかね。ケースサイドよりも僅かに厚みを持たせつつ緩やかに曲線を描くラインにドレッシーさと力強さを感じます。
派手さはありませんが手に取って見たり腕に乗せているとジワジワと良さが伝わってくる感じです。グレーのスーツにも気持ちの良いくらいハマってくれます。
控えめでありながらも品の良さと質の良さがしっかりと感じられる、上質なドレスウォッチをお探しの方には特にお勧めです。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。
〒104-0061
東京都中央区銀座3-4-17 マツザワ第11ビル
シェルマン 銀座本店
TEL 03-3528-639