1960年代のパテック・フィリップ Ref.570が入荷致しました。
パテック・フィリップのRef.570 ホワイトゴールドのご紹介です。
この時計はなんといっても文字盤ですよ。Ref.570は当ブログでも何度となく登場しておりますが、ここまで均一にエイジングを遂げた個体は中々ありません。元々はシルバーダイヤルですが、御覧の通りアイボリーやサーモンピンクのような色味に変化を遂げており、我々がよく知るRef.570ホワイトとはまるで異なる雰囲気を纏っています。
派手なエイジングを遂げた文字盤ではありますがコンディションは良好。数か所ほど僅かに傷が見受けられますが、殆ど気にならない程度だと思います。ロゴのエナメルの立体感もしっかりと残った、ヴィンテージパテックの醍醐味をしっかりと感じて頂ける一本です。
美しいヴィンテージパテックのドルフィン針。今回の針は特に短針の厚みと長針の曲げ具合が実に良い。やはりドルフィン針はパテックが最高です。
機械はパテック・フィリップ製手巻ムーブCal.27SCを搭載。コンディションも良好です。
ケースサイズは約35mm。この大ぶりなサイズ感もお馴染みではありますが、エイジングした文字盤の雰囲気がいつも見るホワイトの570とは異なる印象、佇まいを生み出します。
ケースは若干のポリッシュ感は見受けられますが、しっかりとエッジの立ったカラトラバ特有のフォルムは健在です。
このヴィンテージ感が最高でしょう?絶対好きなお客様、いらっしゃると思います。
アーカイブは取得済み。1961年製造の個体です。
エイジング文字盤はお好みが分かれ易く、特にカラトラバのようなドレスウォッチでは文字盤が綺麗な方が好まれる傾向にあるのかとは思いますが、個人的には今回の570は大ヒット。むしろ普段の570ホワイトよりも好きまであります。サーモンピンクみたいな色味の文字盤、好きなんですよね。
唯一無二のエイジングを遂げたパテック・フィリップ Ref.570 ホワイトゴールド、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。
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