1960年代のヴァシュロン・コンスタンタンが入荷致しました。
久方ぶりにヴァシュロンのホワイトゴールドの自動巻きが入荷致しました。
ドーム状に湾曲したデイト付きの文字盤にドルフィン針にクサビインデックスの組み合わせは、60年代らしいシンプルで端正な雰囲気を纏いながらも、ヴァシュロンらしいどこか尖ったテイストを感じます。
文字盤は外周等に若干のエイジングが見受けられますが、全体の雰囲気を損なう程ではありません。焼けてシャンパン掛かった色味も正にヴィンテージといった風合いで魅力的です。
ムーブメントはジャガールクルト製の自動巻きCal.K1072を搭載。
やはりグレースーツにはホワイトゴールドが良く合います。ケースサイズは約35mm。太く力強いラグに、程良い厚みのケースはドレスウォッチでありながら中々にマッシブな造形で腕元で非常に映えます。
不思議なもので、最初はドレスウォッチはイエローゴールドが一本あれば事足りると思っていたのですが、いざ幾つか手持ちの時計が増えるとホワイトゴールドやプラチナ等のドレスウォッチも欲しくなっていきます。ステンレスとは似て非なる色味・腕元での佇まいは、オールラウンドで活躍できる懐の広さを持ちつつ、ここぞという時に頼りになる存在感をホワイトゴールドのドレスウォッチは持ち合わせています。
パテック同様、じわじわと出会いの機会の減少を感じるホワイトゴールドのヴァシュロン、私もそろそろ覚悟を決めて手に入れたいところです。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野