1970’s オーデマ・ピゲ 18KWG Cal.2003/1

1970年代のオーデマ・ピゲが入荷致しました。

本日はクラシックなデザインのオーデマ・ピゲのドレスウォッチをご紹介。

薄型手巻き2針のスタイルはこの時代のオーデマの十八番。70年代と言えばシルバーダイヤルにバーハンド・バーインデックスデザインのモデルが主流の中で、このホワイトラッカーの文字盤にローマンインデックスと黒塗りのバーハンドの組み合わせは非常にクラシカル。万人向けと言うよりは、当時の好事家向けのデザインだったのではないかと私は想像します。

全体的なコンディションも悪くありません。文字盤にクラックや汚れは無く、オリジナルと思われるガラスも若干の擦り傷等は見受けられますが、ひびや欠け等の致命的なダメージは無し。ケースも過度なポリッシュは見受けられず、使用による小傷はあるもののオリジナルのエッジの立ったシェイプを楽しめます。

バックルはオーデマ純正の18KWG製尾錠が付属。

裏側にはAPの刻印が入ります。

ムーブメントはジャガールクルト製薄型手巻Cal.2003/1を搭載。

ケースサイズは約31.5mm。サイズ感・文字盤レイアウトのバランス、文句無しです。

これだけ薄くても決して貧弱に見えずちゃんと様になっている、これぞオーデマのドレスウォッチのセンス。

針のハカマの立体感や、風防・文字盤のクリアランスなど時計としての造りも勿論隙が無い。抑えるところを抑えたドレスウォッチのお手本のような一本です。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。

銀座店　中野