
1970年代のジャガー・ルクルトが入荷致しました。

1970年代のジャガー・ルクルトのメモボックスのご紹介。
数多あるアラームウォッチの中でトップモデルと言えばメモボックスだと思っています。ジャガー・ルクルト自身のブランドの格式の高さもありますが、なによりも一目見てメモボックスだと解るデザインの完成度は他のアラームウォッチの追随を許さない程に確立されたものだと感じます。
自動巻のイメージが強いメモボックスですが、今回の個体は手巻のCal.911を搭載しています。北米向けのルクルト銘のものは比較的手巻きメモボックスを仕入れてきましたが、ジャガー・ルクルト銘で手巻のメモボックスはやや久しぶりの入荷です。

ケース径は約37mm。ドーム状の風防とダイヤルが生み出す柔らかな曲線で構成されたフォルムは60年代~70年代主流のスタイル。

自動巻のメモボックスと比べてケースは薄く、袖元により収まり易い程良いボリュームが非常に私好みです。

ダイヤル中央のアラーム設定用のディスクは文字盤全体のバランスを整えるのに一役買っています。同色ながらも2トーンダイヤルの様に見え、やや大ぶりなサイズでありながらも間延び感のない均整の取れた顔立ちに。これはメモボックスをメモボックスたらしめるデザイン要素の一つと言えるでしょう。

今回の個体には貴重なオリジナルのボックスとギャランティーが付属します。

1975年に京都で販売された個体です。
自動巻きよりも程良くコンパクトなサイズ感が嬉しい手巻きのメモボックス、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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