1970’s パテック・フィリップ Ref.3598 18KYG Cal.16-250

1970年代のパテック・フィリップ Ref.3598が入荷致しました。

「美しい」、の一言です。手に取った瞬間に「おお…」と思わず声が漏れました。

小振りなオーバル型のケースが特徴的なパテック・フィリップ Ref.3598。針はドルフィン、文字盤はブルーのサンバースト。70年代特有のミニマルなデザインとカラーダイヤルの組み合わせはゴールデンエリプスと同年代の時計のトレンドを感じさせます。文字盤は経年によりブルーから均一にパープルに変化しており、イエローゴールドのケースと相まってより上品な佇まいを生み出しています。

コンディションも申し分なく、この時代のブルーのサンバーストダイヤルにありがちな極端な劣化は見受けられません。ケースなども過度なポリッシュなどは施されておらず、美しい曲線で構成されたオリジナルのシェイプをしっかりとご堪能頂けます。

バックルはパテック純正、ゴールデンエリプス用の18KYG製尾錠が付属します。

ムーブメントはパテック製手巻Cal.16-250を搭載しています。

ケース径は縦約35mm×横約30mm。体感では手巻きのゴールデンエリプスよりも若干大きめですが、腕乗りはかなり良好。

厚みも程良く、ワイシャツの袖元にすっきりと収まりそうな私好みのボリュームです。

それにしてもパープルの文字盤の色気が凄い。これ、普段自分が来ているダークグリーンのスーツと合わせたら最高だろうなぁ。

アーカイブは取得済み。1975年製造の個体です。

今年の初めに投稿したゴールデンエリプスのYoutube動画にて、今年はゴールデンエリプスがブレイクする可能性があるとお話しさせて頂きましたが、予想通り最近はゴールデンエリプスをお探しの方がジワジワ増えてきています。それに伴ってゴールデンエリプス以外の、似たデザインやテイストの時計の人気も上がってきている様に感じます。

今回のRef.3598はオーバル型でシンプルな癖の無いデザインで、男性女性問わずお使い頂き易い一本かと思います。スタッフ中野今月の一押しです。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。

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