1970年代のロレックスが入荷致しました。
1970年代のロレックス デイデイト、レアなバックリーダイヤル(Buckley dial)のご紹介。
言わずと知れたロレックスの最高峰モデルのデイデイト。中でもRef.1803は比較的出会いの数も多く、デイデイトとしては一番手に取り易いリファレンスの一つだとは思いますが、今回の個体は希少なバックリーダイヤルでして、こうなると話はかなり変わります。
何と言ってもブラックペイントで大きく記されたローマンインデックスが特徴的で、一般的なバーインデックスのデイデイトとは異なり、かなりクラシカルな印象を受けます。個人的にはインデックス同様にブラックペイントで塗られた時分針がツボでして、ヌラヌラとした艶のある質感のペイントに何とも言えない色気を感じます。
ロレックスコレクターのジョン・バックリーが由来のバックリーダイヤルは70年代~80年代頃にデイデイトとデイトジャストに用いられましたが、生産数はそれほど多くないのかあまり出会いの数は多くありません。当ブログでも今回が初登場です。
ムーブメントは自動巻きのCal.1556を搭載。美しい状態を保っています。
ケースサイズは約36mm。腕に乗せた感触はいつものデイデイトと同じですが、バックリーダイヤルが生み出しクラシカルでよりドレスウォッチらしい佇まいは非常に私好みの佇まい。
結構厚みはあるのですが、不思議と私の細腕でもバランスよく収まってくれます。この時代のロレックスのオイスターケースの万能感は頭一つ抜けています。
数年前まではバックリーダイヤルという呼称はあまり一般的でなく、探している人も多くはない印象でしたが、昨年頃から徐々にお問合せが増えている様に感じます。特に海外からのお客様が熱心に探している印象ですね。ここ数年はロレックスと言えばスポーツモデルの人気が凄まじかったのですが、これからはクラシックなモデルのレアデザインは一層注目を浴びることになるかもしれません。
かくいうわたしも”バックリー”か”ボイラーゲージ”のデイトジャストが最近ちょっと気になっています。あと最近の買い付けで見たピンクのパールダイヤルのデイトジャストも思いのほかカッコ良かったかな。
希少なバックリーダイヤルのロレックス デイデイト、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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