1970’s ヴァシュロン・コンスタンタン スケルトンウォッチ 18KYG Cal.1003/1

1970年代のヴァシュロン・コンスタンタンが入荷致しました。

ヴァシュロンのスケルトンウォッチのご紹介です。昨年頃からヴィンテージオーデマのスケルトンウォッチを幾つかご紹介させて頂いておりましたが、ヴァシュロンのスケルトンは初登場となります。

18Kイエローゴールドのケースにダイヤルも同色のワントーン。文字盤は中央部分にはスケルトン化＋エングレービング、外周部分には同心円状のヘアライン仕上げを施すことでワントーンながらもメリハリのついた2トーンダイヤルの様な端正な佇まいに。中央部分のエングレービング等に目を引かれがちですが、外周部分のバーインデックスまでも彫り込みで造形されており、一見目に留まり難い箇所にも職人の手仕事が感じられる、古き良き時代のスケルトンウォッチに我々ヴィンテージウォッチファンは否が応でも惹かれてしまうのです。

バックルはAW社製造の純正18KYG尾錠が付属します。

ムーブメントはジャガールクルト製の高級薄型2針ムーブメントのCal.1003/1を搭載。文字盤側だけでなく裏面にまでエングレービングが施されたエレガントな仕様。加えて巻き味も頭抜けて良い感触です。流石ルクルト。

尚ヴァシュロン・コンスタンタンのブランドロゴは、ムーブメント裏面と12時側のラグ近くにひっそりと彫られています。

ケースサイズは約30mm。パテックのRef.96と比べても若干小振りな印象ですが、私の腕には文句なしに乗ってくれます。

ケースコンディションも良く、シャープなエッジが非常に気持ちが良いです。

APのスケルトンウォッチでも度々触れておりますが、この時代のスケルトンウォッチは肉抜きが絶妙で自分の肌が透けて見えることがほぼ無いので、現代のスケルトンウォッチと比べてもより上品さが際立っているように感じます。スケルトンウォッチという前衛的なデザインでありながらもしっかりとドレスウォッチらしい佇まいをキープしている点が良いんですよねぇ。

当時モノのレザーケースとペーパーが付属します（残念ながらギャランティはありません）。

サマーセール終了ギリギリでのご紹介となってしまいましたが、オンラインショップからも詳細をご確認頂けますのでご関心のある方は合わせてご覧下さい。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。

※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。

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