1980年代のロレックス デイデイトが入荷致しました。
久しぶりにロレックスのデイデイトが入荷しました。今回のは中々のレアものです。
イエローゴールドのオイスターケースにブラックダイヤルという極めて重厚感のある組み合わせはロレックスの最上位モデルに相応しい佇まい。デザイン自体はシンプルで、デイトジャスト等と同様にバーハンド・バーインデックスのシンプルデザイン。外周のレイルウェイトラックとローマンインデックスは文字盤全体を引き締め、バランスの良いレイアウトを実現しています。
とは言えここまでは一般的なデイデイトの話。何がレアなのかと言うと、12時位置の曜日表記が日本語なのです。デイデイトの曜日表記は英語以外にもフランス語やイタリア語を選ぶことが出来、近年ではアラビア表記のものは特に人気があるのかインスタ等でも度々目にします。
しかし我々日本人としてはこの日本語表記、かなりグッときますよね。この時代の日本語表記のカレンダーは土曜日が青文字・日曜日が赤文字で書かれることが多いのですが、このデイデイトは土日も全て黒文字表記な点も渋くて個人的には好みです。
是非日本のお客様にこそ手にして頂きたい一本です。
文字盤の質感が伝わり難いのですがブラックダイヤルはマットやミラーではなくサンバースト系の質感です。光源によってグレーやブラウンの様な風合いに見えます。
ベゼルは珍しいバークタイプ。通常のフルーテッドベゼルとは異なり、細かい刻みが不均等に入ることで樹木の樹皮のように見える事からバーク(Bark)と呼ばれます。
ムーブメントは日付に早送り機能が付いたCal.3055を搭載。コンディションは良好です。
ケースサイズは約36mm。デイデイトやデイトジャストではお馴染みのサイズなので腕乗りは想像通りの良バランス。
屋外では文字盤がマット調にも見えます。
18Kイエローゴールドの分厚いオイスタケースが生み出す重厚感とボリューム感。これぞデイデイトって感じですね。特徴的なバークベゼルが更に存在感を増しているように感じます。
ケースや文字盤のコンディションも良好で、過度なポリッシュ感やダメージは見受けられません。
デイデイトは近年オニキスやラピスラズリ等の華やかな貴石系が非常に人気ですが、今回のようなバークベゼルや日本語表記カレンダー等の良く見ればレアなデザインというのも通好みで非常に惹かれます。
我々日本人が持つならばこういうデイデイトがよろしいのではないでしょうか。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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