1990年代のカルティエ タンク・ルイ・カルティエ エキストラフラットが入荷致しました。
本日はもう一本ご紹介。久し振りのカルティエ タンク・ルイ・カルティエ エキストラフラットの入荷です。
今回のタンクは1990年代製造の個体で、デザインはお馴染みのローマンインデックスにレイルウェイ・ブルースチールの針の組み合わせですが、この年代は金属にギョーシェ彫り仕様の文字盤。70年代頃のラッカー文字盤と比べて耐久性が高い点も魅力的でして、インデックス等のプリントが経年で散った様な形跡も無く、非常に美しい状態を保っています。
ベルトは未使用のカルティエ純正のベルトを装着。普段タンクにはブラックやダークブラウン等の濃い色味のベルトを合わせることが多いのですが、こういった明るいブラウンも文句無しに似合います。
ムーブメントはフレデリックピゲ製のCal.21を搭載。綺麗な状態をキープ。
私の肌感覚なのですが、このムーブメント何気に巻き味に個体差がある様な気がしてまして、CPCPのタンクは柔らかい巻き感が多いのですが、今回の個体のムーブメントはしっかりとカリカリ感を感じられる非常に私好みの巻き味。こういう所がちょっと違うだけで思った以上に気に入ったりしてしまうんですよねぇ。
ここ何日かは比較的天気も良く、時計の撮影には打って付け。屋外で撮影すると文字盤の美しさが非常に映えます。
このブログでも何度となく登場しておりますので今更ではありますが、やはりタンクはどんな服装でも合わせやすいデザインが魅力的。少しカジュアル目なジャケットスタイルは勿論、
スーツでも当然と言わんばかりに腕元にスッとハマってくれます。
今日はグリーンのスーツに明るいブラウンのタッセルローファーに合わせてみましたが、勿論ダーク系のスーツにも違和感無く着けこなせます。ここまでの懐の広さは他の時計では中々無いのではないでしょうか。
更に今回の個体は貴重なギャランティが付きます。
1994年に日本国内の百貨店で販売された個体です。ギャランティ付きというだけでも嬉しいのですが、日本で発行されたギャランティだとより嬉しくなりますね。
日々お問合せを多く頂くタンク・ルイ・カルティエ エキストラフラット、ギャランティ付きの個体は滅多に見かけませんのでお探しだった方はどうぞお見逃しなく。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野