1990年代のIWC インヂュニアが入荷致しました。
初入荷、90年代のインヂュニアです。
IWCの中でも特に人気の高いインヂュニア。我々アンティーク屋からするとラウンドタイプの1st,2ndモデルの取り扱いが多かったわけですが、一般的には3rdモデルに当たるジェラルド・ジェンタデザインのものを思い浮かべるお客様が多いかと思います。
今回入荷のRef.3521は、ジェンタデザインのインヂュニアを90年代以降に復刻したモデルの一つ。今年のIWCの新作インヂュニアもジェンタデザインの復刻で話題となっておりますが、現行のケース径40mmサイズに対して、このRef.3521はケース径約34mmというヴィンテージウォッチファンには嬉しいサイズ感。文字盤は艶感のあるブラックミラーで、ゴールドのレタリングも相まって、スポーティーさと重厚感を兼ね備えた程良い男臭さが魅力的です。
ブレスレットはシングルバックタイプのクラスプ仕様。流石にこの時代のブレスレットは現行の時計に近いしっかりとした剛性が感じられます。日常使いには非常に頼もしい一本となるでしょう。
ブラックミラーの文字盤はこの写真が一番実物に近いかと思います。うっかりすると撮影中に顔が映り込むくらい艶のある黒です。
さて腕乗りですが、文句なしにばっちり。程良い厚みと小振りなケースサイズがスポーツウォッチらしいマッシブさを損なわずバランス良く纏まっています。歴代インヂュニアの中で一番好みのバランスです。
この金属の塊感、良いですねぇ。昨今では所謂ラグスポ的な扱いになるのでしょうが、私としてはこの時代のIWCらしい実直なモノづくりが伝わってくる、なんとも真面目な一本だと思います。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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