1960’s IWC Ref.647A SS Cal.853

1960年代のIWCが入荷致しました。

お久しぶりのオールドインター、60年代のRef.647Aのご紹介です。

サンバースト仕上げのシルバーダイヤルにドルフィン針と砲弾型インデックスを組み合わせたデザインは “これぞ時計” という佇まい。この飾り気の無い質実剛健さがオールドインターの個性と言っても差し支えないでしょう。個人的にはノンデイト仕様であることもポイント高いですね。美しい左右対称のデザインはやはり惹かれます。

針やインデックスには若干の経年変化が見受けられますが、文字盤には目立つ傷や汚れは見受けられません。

ムーブメントはIWC製のペラトン式自動巻きCal.853を搭載。

ケースサイズは約36mm。中々のビッグサイズですが端正な顔立ちもあってか間延び感は一切無し。腕乗りも良好です。

ケースコンディションも良好で、ラグからミドルケースにかけてのサイドのラインはしっかりとエッジが立っています。

何と言いますか、シンプルに良い時計って感じですね。自分が初めて買った機械式時計もIWC（当時の現行）だったのですが、高級時計ならではの華やかさよりも、造りの良い道具としての完成度の高さに惚れこんで選んだのを思い出します。

質の良さと使い勝手の良さ、両方を兼ね備えた間違いない一本です。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。