2000年代のカルティエ Ref.2319 サントス・ガルベが入荷致しました。
当ブログ初登場、2000年代のカルティエ サントス・ガルベのご紹介です。
1978年に誕生したサントス・ドゥ・カルティエ(サントス・カレ)。ステンレス製のケース・ブレスレット、時計全体に施されたゴールドのビス等、当時そのスポーティーな佇まいは既存のカルティエ製品とは一線を画す衝撃的なモデルであったにも関わらず、最早カルティエリストウォッチのアイコンの一つと言っても過言ではない事は皆様もご存じの通り。
今日ご紹介するサントス・ガルベはそのサントス・ドゥ・カルティエの後継機とも言えるモデル。基本的なデザイン構成はそのままに、より近代的な時計製造技術によって造られたサントス・ドゥ・カルティエは現代の時計の質感に近いため、70年代以前のヴィンテージウォッチはやや敷居が高いと思われているビギナーのお客様にとってもお気軽にお使い頂けるモデルではないでしょうか。
デザインはステンレス製のケース・ブレスにイエローゴールドのベゼル・ビスを組み合わせたコンビモデル。最も一般的なデザインではありますが、ことサントス・ガルベにおいてはオールステンレスモデルが最も製造数が多く、このコンビモデルは実は製造数の少ないレアモデルです。
全体的なコンディションも良好。文字盤は経年により僅かに変色が見受けられますが、使っていて気になるほどではないかと思います。
ブレスレットは先代のサントス・ドゥ・カルティエ(サントス・カレ)を踏襲したデザインですが、
コマはかなり厚みを持たせており、前モデルよりも剛性が高まっている様に感じます。
また、ガルベ(galbee)とはフランス語で”湾曲”を意味します。先代のサントス・ドゥ・カルティエ(サントス・カレ)が直線的なケースデザインであったのに対して、サントス・ガルベはケース全体が腕に沿うようなラインで緩やかに湾曲しており、これこそがサントス・ガルベと名付けられた所以です。
ケースサイズは約29mm×約29mm。縦はラグを含めると約41mm。これは先代のサントス・ドゥ・カルティエ(サントス・カレ)と同じサイズ感です。
しかしながらサントス・ガルベの肝ともいえる湾曲したケースラインがフィット感の向上とやわらかな佇まいをもたらします。
オンオフ問わず気負わずさらりと着けられる、デイリーユースに最適な一本です。
付属品はBOX(外箱付き)・ギャランティ完備のフルセット。2005年5月にドイツで販売された個体です。
現行のカルティエにおいてもサントスは定番モデルではありますが、こういった我々好みのサイズ感のモデルはあまり多くはない印象です。
カルティエの人気が高騰してからあっと言う前に数年が経ちましたが、今年は特にサントスの人気が急上昇している様に感じます。カルティエ好きとしてはカルティエの時計が盛り上がるのは歓迎したいのですが、個人的には純粋に使って楽しめる範囲の価格に落ち着いて欲しいところではあります。なにせカルティエ好きを自称しておきながら自分はまだ一本も持っていませんので・・・(苦笑)。
いずれにせよ私もなるべく早めに手に入れる必要がありそうです。
希少なカルティエ サントス・ガルベ SS/YGコンビモデルのフルセット、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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