今月初旬から開催しております、アンティークウォッチ ”サンクス&ウェルカムフェア”(2023年8月5日~8月31日)。有難い事に、多くのお客様にご来店いただいております。
酷暑の日々が続いておりますが、魅力的な時計が続々と店頭に入荷しております。
今回のstyleでは、私が選んだ「ゴールドカラー」の時計を”4本”ご紹介いたします。
1本目は1940年代製のヴァシュロン・コンスタンタンから。
一見は王道のドレスウォッチらしいダイヤルデザインですが、インデックスがアラビア数字、クサビ型、ピラミッド型と3パターンから構成されており、遊び心があるデザインがこれぞヴァシュロンと言える佇まい。文字盤も経年変化により、シャンパンゴールド調の色味に見え非常に良い雰囲気です。
シンプルな構成にどこか遊び心が感じられるこの時計にはやはりジャケットスタイルで合わせたいです。時計の雰囲気に合わせ、金ボタンの紺ブレやポロシャツ、スカーフなどで、ややリラックスしたスタイリングしてみました。
勿論、タイドアップしてドレッシーに合わせていただいても良いのですが、雰囲気に合わせてカジュアルダウンさせることで纏まりも良く、ワンランク上の「大人」なコーディネートになっています。
続いては、1940年代製のロレックス。
珍しいPG/SSのコンビケースとなっております。
特徴あるバイセロイケースがシンプルながらもしっかりと主張してくれます
やや武骨なケースデザインですが、コンビケースによりどこかドレッシーです。
こちらにはジャケットを脱いで、ポロシャツとホワイトパンツな軽快な装いで合わせています。
オンオフ問わず使って頂ける、万能な一本です。初めてのアンティークウォッチはロレックスを‼。そう思っている方にも自信を持ってお勧めさせていただきます。
続いてはパテック・フィリップからクラシカルスタイルな一本。
アーカイブによると、1924年製です。
個人的にはトノー型のケースにクラシカルなインデックスがかなり好み。
現代のトノー型モデルとは一線を画す雰囲気を持つこちらの時計も、ドレススタイルで合わせられずにはいられません。合わせたジャケットがダブルプレストですので、クラシカルなトノーケースとの相性は言わずもがな。私が特段語る必要もないくらい相性は良いです。
同じコーディネートはありますが、時計が変わるだけで先にご紹介したヴァシュロン・コンスタンとの装いとは一味違った雰囲気になります。サイズ感、佇まいともにかクラシカルな一本です。タイドアップしてブリティッシュなテイストと合わせていただいても良いでしょう。
工芸品的な魅力、価値を持ったトノーモデルを是非日々のスタイリングに落とし込んでみてください。お勧めです。
最後は新着のロレックスをご紹介します。
GFによるゴールドケース、ブレスレットに何とも言えない色味に経年変化した文字盤が非常に魅力的です。文字盤は角度によって、ブラウンやボルドーと様々な色味に見て取れます。
このインパクト充分な一本には、夏らしくアロハシャツとコーディネートしました。
50sのヴィンテージアロハシャツにこちらのロレックス。どことなく70年代の不良ファッションである「ロカビリー」なテイストです。
こちらのようなインパクトが強い時計にはやや印象が強いコーディネートと合わせると纏まりが生まれます。アロハシャツにロレックスのコーディネイト。どことなく西海岸を思わせる雰囲気です。
やや通好みな時計ではありますが、まさに一点物と言って相応しい一本です。
今回は、「ゴールドケース」と言うテーマで、王道ドレスウォッチから通好みなアンティークウォッチをご紹介させていただきました。時計とのコーディネートもいかがでしたでしょうか。時計として主張が強いゴールドケースの時計でも、服装の雰囲気に合わせてコーディネイトしていただくと服装に良く馴染み、適度なアクセントにもなります。日々の装いを、より豊かにしてくれるでしょう。
ご紹介した以外にも幅広いテイストの時計達が店頭には並んでいます。
次回はSSやWGといった「白系」の時計をいくつか選んで紹介致します。ご期待ください。
酷暑が続きますが、このSALEの機会に是非ご自分にピッタリな一本をお越しの上、お手に取ってご覧ください。我々もお手伝い出来れば幸いです。
それではまた次回、、、
銀座店 佐々木
サンクス&ウェルカムフェアにつき8月5日(土)~8月31日(木)の期間中はアンティークウォッチ全品表示価格より5%オフ!一度でも弊社で時計を買って下さったお客様は6%オフ!