本日の投稿は、普段の時計紹介とは少し違った視点でお届けします。
日頃より、弊社のブログをご愛読して頂き有難う御座います。
はじめまして。銀座店スタッフの佐々木と申します。
この度月イチ程度で、ブログ投稿をさせていただくことになりました。
皆様、どうぞお手柔らかにお願い致します。
私の記事では、前職のアパレル経験を生かした内容で投稿していきます。
スマートフォン一つで時間以外にも日付や曜日、月齢まで分かってしまうこの世の中。腕時計は今や「実用品」でもあり、「アクセサリー(装飾品)」としても認識されています。
それらを「装飾品」としてどう日々の装いに落とし込むか・・。
コーディネートしていくか・・。
そんな「ファッションとしての時計」を皆様と考えていければなぁと考え、企画しました。
記念すべき第一回は「デニムと腕時計」です。
デニムと言えば皆様はどんな印象でしょうか・・・?
デニムと言えば、こんな印象が多いのではないでしょうか。
・幅広い年齢の方が履いている。
・スタイルを選ばず、使いやすい。
・カジュアルなイメージが強い。
街中でもデニムを履いている方はよく見かけます。
腕元に目をやると、ロレックス等のスポーティな腕時計とデニムを合わせている方が多いです。
それも良いのですが、今回はあえてドレスウォッチの王道である「パテック・フィリップ」と「デニム」をコーディネートしていきたいと思います。
デニムにドレスウォッチ?と思うかもしれないですが実は相性は抜群です。
ではどうコーディネートしていくか・・・。それぞれのアイテムを用意しましたので紹介します。
今回、私がセレクトしたパテック・フィリップはこちら。
右から、Ref.130 Ref.433 Ref.2457
時計と合わせたいデニム達はこちら。私が根っからの古着好きなのでヴィンテージのアイテムです。(佐々木私物)
画像右は、60s Levi’s デニムジャケット 71205 bigE
画像中央は、60s Levi’s デニムパンツ 66前期 bigE
画像左は、50s Dickies ウエスタンデニムシャツ
※全て佐々木私物
今回、それぞれを選ぶに当たって、どちらのアイテムも共通して言えることは「経年変化」が見られる点。
パテック・フィリップはダイヤルの何とも言えない色の表情の変化がその時計の歴史を感じさせてくれます。デニムは色落ちによる、ヴィンテージならではの風合いを楽しめます。
時代と共に変化し、魅力を増す両アイテムで組み合わせたコーディネートがこちらです。
着用の時計は、パテック・フィリップ Ref.2457
時計とデニム以外の装いは限りなくシンプルに。ジャケットを着用していますが、金ボタンの”紺ブレ”を着用し、堅すぎない印象の装いです。
それぞれの色味を合わせていただくだけで、
時計とデニム。それぞれの表情がよく引き立つコーディネートです。
続いてはこちらのコーディネート。
こちらも迫力ある色落ちのデニムジャケットにタック入りのスラックスであえて綺麗目な装いに。
合わせる時計は、パテック・フィリップ Ref.433です。
デニムジャケットの迫力ある色落ちに、ビックケースかつデコラティブなデザインの時計が映えます。
最後に、これから春に向け軽やかなコーディネートをご紹介します。
着用の時計は、パテック・フィリップ Ref.130
時計バンドをブラウンのカーフレザーに変更するだけで、軽やかな印象になります。露出が増える分、ベルトやシューズ、アクセサリーなどとの色合わせもお勧めです。
ベルトの色味がマットなブラウン系だと、スニーカーなどのカジュアルなシューズとの相性がグッと良くなります。
パテック・フィリップ=正装というイメージが強い時計ですが、今回ご紹介したコーディネートはいかがでしたでしょうか。
ベルトや文字盤の色味と服全体の色味を合わせることで雰囲気の違うデニムにも自然に合わせる事が出来ます。今回は私の好みでヴィンテージアイテムとの組み合わせとなりましたが、綺麗目な濃紺のデニムなども相性は良いでしょう。綺麗目なデニムにあえて歴史を感じるパテック・フィリップ、、、それも“粋”です。
アンティークウォッチは「装飾品」として主張し過ぎることなく、味わい深い表情が日々のコーディネートに品を与えてくれます。
今日ご紹介したのはほんの一部です。
今後、初めてアンティークに触れるお客様向けのフェアも開催予定です。
日常のコーディネートに合う時計をぜひShellmanで探してみませんか?
我々もお手伝い出来れば幸いです。
今回着用した時計のお問い合わせは下記の商品リンク、
もしくは銀座店(0355681234)までご連絡下さい。
それでは、また次回をお楽しみに・・・。
銀座店 佐々木