1930年代のアルピナーグリュエンのドクターズウォッチ入荷致しました。
かなり久しぶりのアルピナ-グリュエンのドクターズウォッチのご紹介。
ドクターズウォッチ自体ご紹介するのが久々なので一応ご説明させて頂くと、時分針と秒針が重ならない様に上下に分けて、秒針のレイアウトを大きくしたものを一般的にドクターズウォッチと呼びます。ロレックスのチェリーニ辺りが最も有名でしょうか。患者さんの脈拍を図るに辺り、秒針を見やすくしたデザインというわけです。
アルピナ-グリュエンのドクターズウォッチは4年半前にシルバーケースの個体が入荷しましたが、今回はケース素材は18Kイエローゴールド。ケースはややポリッシュはされておりますがホールマークはしっかりと残っていて、90年近く前の個体であることを考えれば文句無しと言えるのではないでしょうか。
ドクターズウォッチらしいアールデコのテイスト漂うデザインの文字盤は、水や湿気に弱い30年代の角型時計でありながらも中々のコンディションを保っています。文字盤のエイジングも非常に良い雰囲気です。
機械は角型ムーブのCal.877Sを搭載。
青焼きの針も美しい輝きを放っています。
ケースサイズは37mm×20mm。30年代のレクタンギュラー自体が久しぶりですが、このドクターズウォッチ特有のクラシカルな雰囲気、最高です。スーツに似合うというか、この時計の為にスーツを着たくなるような感じです。
根強い人気のドクターズウォッチ、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野