1930’s グリュエン ドクターズウォッチ WGGF Cal.877S

1930年代のグリュエンが入荷致しました。

グリュエンのドクターズウォッチのご紹介。

コアなアンティークウォッチ愛好家に人気のドクターズウォッチ。今回のグリュエンは以前ご紹介させて頂いたロレックス プリンスブランカードに通ずるようなアールデコテイストのデザインが魅力的。個人的には文字盤の上下と四隅のミラー感のある仕上げがツボです。

ホワイトゴールドのGFケースは光の加減でほのかに黄色味を帯び、デザイン性の高い文字盤と相まって実に華やかな佇まい。文字盤は30年代の角型時計としては十分過ぎるくらい美しい状態を保っています。

ケースサイドには彫り込みで装飾が施されています。

機械は角型ムーブのCal.877Sを搭載。

ケースサイズは約34mm×約21mm。角型時計としてのバランスも非常に良く、小さ過ぎず大き過ぎずの程良いボリューム感。

ブレスレットは入荷時に着いていたドイツ製のヴィンテージのメッシュブレス。時計と雰囲気もマッチしていたので革ベルトに替えずにそのまま採用しました。ケースサイドの装飾とも相性バッチリです。

良い顔つきでしょう。腕元で見ると特に映えるんですよ。最近行った買付で密かに一目惚れしていた一本です。

ドクターズウォッチは40年代以降には殆ど造られておらず、20年代～30年代の個体が殆ど。故に華やかで人気のデザインのものが多く、ロレックスのブランカード等は近年非常に価格が高騰しているように感じます。ロレックスと比べればグリュエンはまだ値頃感があるので、今回のグリュエンは良いデザインのドクターズウォッチを狙っているお客様には是非一度お試し頂きたい一本です。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。