
1950年代のパテック・フィリップ Ref.1491が入荷致しました。
Ref.1491 ~愛嬌と優雅さを兼ね備えた、他の追随を許さない高いデザイン性~

1950年代のパテック・フィリップ Ref.1491が入荷致しました。
特徴的なラグデザインでコアな愛好家に人気のRef.1491。カールしたファンシーラグは日本の好事家や我々専門店からは”ネコ足”の愛称で長年親しまれています。同年代のヴァシュロン等と比べて、比較的シンプルなデザインがコレクションの中心だったと思われる当時のパテックの中では、中々に珍しいテイストの一本と言えます。そしてそれ故にヴィンテージカラトラバ収集家にとって外すことの出来ない一本とも言えるでしょう。
ダイヤルはエイジングが見受けられますが、エナメル象嵌のブランドロゴと外周のミニッツマーカーの立体感は健在。ケースは使用により若干の小傷と、ややラグに修正が見受けられますが、Ref.1491ならではの雰囲気は損なわれていません。
針(Dauphin hands)

先日のRef.570WGに引き続き今回も針はドルフィンハンド。分厚く立体的に造形された時分針に、美しいブルースチールの秒針との組み合わせはいつ見ても惚れ惚れします。
ムーブメント(movement)

ムーブメントはパテック・フィリップ製手巻センターセコンドCal.27SCを搭載。
アーカイブ(extra archives)

アーカイブは取得済み。1950年製造の個体です。
腕乗り ~on the wrist~

ケースサイズは約33mm。ボリューミーな印象に対して実際のケース径は比較的小振りでして、腕乗りも御覧の通り中々のバランス感。あまり出会いは多くありませんが、実は個人的にはかなり好きなリファレンスだったりします。

この時計の主役とも言えるカーリーラグ。そのデザイン性の高さ故に、かつては日本ではあまり人気のある方では無かったと聞いていましたが、近年は海外での需要の高まりを受けてか、日本のお客様でもお探しになっている方が増えている印象。
唯一無二のケースデザインが生み出す光と影の美しさ

ラグデザインそのものもさることながら、個人的には複雑な面構成のケースならではの光の反射に目を奪われます。ベゼルの端やラグの陰影が、ケースデザインの複雑さやユニークさを強く引き立てています。
王道のRef.96やRef.570も勿論最高ですが、Ref.1491は敢えてヴィンテージパテックを手に取る理由が存分に詰まった、極めて魅力的なリファレンスの一つだと思います。現代の腕時計では感じる事の出来ない、ヴィンテージならではの感性を感じさせる一本。是非一度ご覧になって下さい。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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