1930年代のIWCのご紹介です。
本日はIWCのラージケースのご紹介。特に新着と言う訳ではないのですが、
この時計に合う新品の風防が見つかったので交換したところ見違えるようなカッコ良さになりましたので思わず写真を撮っておりました。
2トーンの文字盤は見事なエイジングを遂げており、この時代では希少な35mmのスクリューバックのラージケースの迫力も相まって存在感抜群。
エイジングの見事さに目を奪われますが、ルーレット状の向きに配置した偶数飛びアラのインデックスに細身のバーハンドの組み合わせと言うデザイン性の高さも魅力的な一本です。
数あるIWCムーブの中でも人気の高い手巻き銘キャリバーCal.83を搭載。
かく言う私もアンティークウォッチに関心を持った切っ掛けがこのムーブメント。
仕上げ、スイスムーブらしい板の切り方等、見応えも歴史も十分なムーブメントではないでしょうか。
腕乗りも中々良いです。
35mmのスクリューバックだと通常はかなり厚みが出るのですが、このケースはスナップバックと大きく変わりない程度の薄さで袖元にしっかりと収まってくれます。
しかしこのエイジング具合、実に良いですね。
製造から約90年経っている個体ですが、この時計そのものの歴史の重みを感じます。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
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※商品番号D5150 ¥396,000-(税込)
By T.N