1940年代のエテルナが入荷致しました。
エテルナのラージクッションケースのご紹介。
チェコのミリタリーウォッチと同系統のデザインで、テーパーを掛けた38mmのビッグサイズのケースは現行の時計と遜色のない迫力・ボリューム感が有ります。
今回は私の趣味でオンラインショップ掲載時に装着していたクロコのベルトを外し、レザーのNATOベルトへ交換することで更にミリタリー風にしてみました。ベルトの金具はスタンダードなステンレスにしましたが、インデックスや針がゴールドなのでベルトの金具もゴールドカラーにして派手な感じでも良いかもしれません。こういう時計はちょっとクドいくらいでもカッコ良いんです。
ムーブメントはエテルナ製の手巻きCal.852Sを搭載。この機械のデカさ、かなり良い感じです。コンディションも文句無しです。
文字盤は全体的にエイジングが進んでおりますが、逆にミリタリーらしさがあって魅力的です。夜光は針・ダイヤル共にオリジナルで欠落等もほぼありません。
毎度おなじみ腕乗りですが、今回はジャケットは脱いでしまった方が良いでしょう。
本当はミリタリーのジャケットがあるとより様になるのでしょうが、好きなのに持ってないんですよね。先日ずっと気になっていたM65を見に行ったのですが、自分には似合わなくて断念。佐々木に教えてもらったファティーグジャケットや、カナダ軍のジャケットも気になりますが、多分自分は体が細いのでジャケットのポケットが立体的なデザインのものは着られている感が出てしまうのかもなぁ。いっそシルエットが綺麗なレザー素材のミリタリージャケットを探した方がイメージに合うかも。
まぁジャケットの話はともかく、この時計38mmというビッグサイズながらも腕乗りは意外に悪くありません。スクリューバックケースではありますがケース径に対して厚みが程々に抑えられているので、NATOストラップによって高さがかさ増しされても気になりません。
ミリタリー系のデザインなので私自身がドレスウォッチほどシビアに見ていないという事もありますが、単なるビッグサイズなだけではない、時計としてのバランスの良さも見逃せない一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野